二兎追うものは一兎も得ず

さて、物語はクライマックスへ...

オージーくんと別れられず、日本の彼は「そうか...」と言い、でも私を責めるでもなく、しばらくはつきあっていました。

でもきっと、心の中では、嫉妬とか怒りでいっぱいだったのではないでしょうか?
だんだん上手くいかなくなり、フェードアウトのように、彼は私の元を去って行ったのです。

仕方ないことですよね?
そうこうするうちに、オージー君が日本にやって来ました。

私の国を見てもらいたい、という思いがありましたが、最初のうちはオージーくんが日本にいることが不思議で仕方ありませんでした。

今思い返してみると、もう、このときから別れへのカウントダウンは始まっていたのでしょう。

ワーキングホリデービザを取って来たのはいいのですが、彼は日本語も話せないし、なかなか仕事をしようとはしませんでした。

私は彼が来るから、と頑張って小さな部屋を借りて...
簡単に言えば、彼はヒモになってしまいました。

が~ん。